外国人の友達探しの方法4選〜【言語交換(language exchange)】のために〜

英語練習の方法として【言語交換 (language exchange)】を紹介します。

言語交換 (language exchange)とは

日本に来ている外国人の中には日本語を学びたいという人は多くいるでしょう。そして日本人の多くは英語を学びたいと考えています。
ところで、外国人は英語が堪能で日本人は当然日本語が堪能です。
つまり二者は互いのニーズを満たしうる関係にあります。

言語交換とは、外国人の友達を作って、 日本語を教える代わりに英語の練習に付き合ってもらう学習方法です。

しかし、みなさんきっと疑問に思われているでしょう。

どうやって相手を見つけるんだ!?

この記事では言語交換に際する最初で最大のこの壁の突破方法を示していきます。

まず、言語交換が向いている人はこういう人です。

オススメな人

  • 英語学習の目的を見失っている人
  • 楽しみながら学びたい人

メリット・デメリットはこんな感じです。

メリット

  • 無料でマンツーマンでできる
  • 気楽にできる
  • 二人だけで行えるので日時や頻度の自由度が高い
  • 外国人の友達を作ることができる

デメリット

  • 相手は英語教育のプロではないことが多い

相手の見つけ方

大きく分けて4つの方法があります。

  • 留学生と仲良くなる
  • 国際交流イベント
  • Facebookグループ
  • 言語学習SNS

それぞれ見ていきましょう。

留学生と仲良くなる

大学生で、なおかつ大学に留学生が多ければラッキーです。早速クリア目前です。彼らを利用しましょう
留学生の交流パーティに参加したり、留学生のお世話を担当する部署に赴いたりして、留学生との交流の機会を見つけましょう。自分ではコントロールできないのですが、大学が国際交流の広報にどこまで力を入れているかがカギになります

留学生も日本で生活している以上、日本語はある程度必要になります。また、留学生は知り合いのいない環境に単身で乗り込んできているので、日本人の仲間は欲しいはずです。自信をもって積極的に関わっていきましょう。

ちなみに筆者の大学では言語交換用掲示板があり、しかも積極的に利用する日本人が多分少なかったため、パートナーを見つけることに成功しました。かなり楽なパターンであったと思います。

国際交流イベント

周りに友達がいない場合、イベントを探してみましょう。
様々な団体が開催している国際交流パーティに参加することで、英会話のチャンスを得ます。
その場で友達を作れれば、プライベートな言語交換に移行できます。
検索エンジンからイベントを見つけてもいいですし、Meetupcouchsurfingなどのイベントサービスによっても検索できます。

多人数がいる場で対面で話す必要があるので、そのような場に慣れていない人には難しいかもしれません。しかし、個人的に様々な方法を試した経験から、対面で一度会っている人とはネットで繋がった人よりも関係が長続きしやすいと思います。是非挑戦してみてください。

Facebookグループ

実はFacebookでも「言語交換 英語」などの言葉で検索すると、言語交換コミュニティがヒットします。
例えばこちらは筆者が実際に「言語交換」で検索した様子です。

「言語交換」でグループ検索するとこんな感じ

もちろんプラットフォームはFacebookでなくても構いません。いいグループが見つかるなら、どんな手を使ってもいいと思います。

言語学習SNS

言語交換SNS【HelloTalk】

言語交換SNS【Tandem】

言語学習を行うためのアプリはたくさん存在します。
例えばHelloTalkTandemなど。
これらのアプリは、母国語以外の言語を学びたい人たちが集まっているSNSアプリで、ユーザーは世界中にたくさんいます。
特にHelloTalkについては自分の体験を元にこちらの記事で詳しく述べています。

経験者より

実は筆者自身、言語交換の経験があります。大学生の時にリトアニアから留学に来ていた学生と学んでいました。そこで、実際にアプリなどを通じて出会った人とこれから言語交換を始める際に覚えていてほしいことがあります。

無理に「勉強」しなくていいです。

言語交換は言語の学習が目的ですが、方法はなんでもいいんです。
昨日何をしてたか話してもいいです。相手が日本語の宿題で困っているところを教えてあげてもいいです。日本の買い物に困っているなら、助けてあげてもいいですし、ゲームで一緒に遊んでもいいんです。
何をするにしても、それが二人で共にする何かであれば、そこにコミュニケーションが生じて、語学学習がきっと行われます。
それまでずっと教科書で勉強していた人は特に、座学でない形での学習は慣れないかもしれませんが、特にリアルタイムでの会話は、「経験」しているだけで実際の英会話のイメージが明瞭になるので、後のスピーキング練習のモチベーションに繋がります。

私見ですが、言語交換を始めた人の多くが、何をすればいいのかわからない、という状況に陥る気と思っています。
やる気があって、手段も見つけてから、実を結ばずに終わるのは、あまりに勿体無いです。

僕の場合はパートナーがPCゲーム好きで、僕もゲームが好きだったので面白いゲームを教えてもらい遊んでいました。
ゲーム内では英語が話され、英語で説明がなされました。リスニングとリーディグですね。日常生活で使わない特殊な単語がたくさん出てくるわけですが(笑)。
一緒にボードゲームでも遊びましたが、その経験をFacebookに書こうとしたらライティングの練習になりました
どんな経験でも、何らかの形で学習に繋げ得ます。学習の形にこだわる必要はありません。あなたが見つけた相手は、友達です。気楽に遊んでいいと思います。

ちなみに

今回紹介した方法は全て、英語以外の言語の学習にも使えます。実際に僕は全ての方法をドイツ語学習で試しましたが、どの方法でも友達を見つけるに至りました。
興味のある方は是非試してみてください。

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