英語の技能は次の4つに分類されます。
- リーディング(読解)
- リスニング(聴解)
- ライティング(作文)
- スピーキング(会話)
です。
この記事ではライティングについて話します。
ライティングとは
ライティングとは、簡単に言えば英作文のことです。
中学高校でたくさん練習しましたね。
ライティングはアウトプットの基本となる重要な技能ですが、その練習はあまり行われません。
あまり使われないライティング
社会人だと仕事で海外のパートナーがいない限りは、ライティング力を求められる状況はあまりないと思います。
そのため、何もしなければまともに英語を書けるようになるわけもなく、英語を書けるだけで希少価値扱いになっているのが現状だと思います。
ちなみに学生は違います。
高校生までなら大学受験での必要性は感じているでしょうし、大学生なら研究に際して英語が必要になります。
自分の論文を英語で書く場合には当然ライティング技術を求められます(筆者も論文執筆時点で英語が必要になり指導教員に原稿を真っ赤にしていただいた人間です)。論文で現れる専門用語までは現在の機械翻訳ではなかなかうまく訳せていないようなので、ライティング技術は必要になります。
数年前からGoogle翻訳の制度が向上し、英作文は以前に比べて簡単になってきています。しかし、機械による翻訳は完璧な答えを返してくれるわけではありません。現状、人が最後にチェックして、修正する必要があります。
こんな便利な機能が使えるなら、英語での作文には個々人の能力はさほど影響しなさそうですね。
そんな状況でライティングを上達させる目的は、きっと「TOEFLなどの試験で要求されるから」、など「ライティングそれ自体で目的になっている場合」は多いと思います。
それが目的として十分だと思われる方は問題ありませんが、そうでない人は間も無く学習のモチベーションを失うことは目に見えています。
そこで学習モチベーションのために、ライティングの一つの重要な側面を示します。
ライティングは、アウトプットであるという点でスピーキングと同類です。
ライティングで作れない文章は、時間に余裕のないスピーキングで話せるわけがありません。
スピーキングの能力を上げるためにも、ライティングの練習は不可欠です。
ただライティングの練習は一人では難しいです。
書いたものをチェックしてくれる先生がいないからです。
正しく読みやすい日本語を書けるようになるためには、実際に他人に添削してもらうことが王道です。
「作文」という点では英語でも同じで、英語が書けるようになるには、英語をよく理解している人に添削してもらうことが肝要です。
しかし誰に添削してもらいましょう?
自分より英語ができて、しかも英作文の添削をしてくれる人はあまりいないと思います。
周りに文章をみてくれる外国人がいれば良いですが、そのような状況は稀でしょう。
というわけで、ライティング能力を上達したければ、まずはあなたの英作文を添削してくれる人を見つけることが必要になります。
どう練習するの?
となると次は、どうやって先生を探すのか、気になりますよね。
筆者が思いつくものを列挙します。選択肢は4つです。
- 外国人の友達にお願いする(言語交換)
- 相互添削Webサービスを利用する
- 英語のスクールに通う
- オンライン添削サービスを利用する
各項目の詳細記事が書け次第、リンクから詳細の記事に飛べるようにします。
興味のあるものを試してみてください。